久木野神社 [お寺・神社など]
何か忘れたのですが、樹齢何百年の樹を調べていると「久木野神社」にも樹齢300年くらいと思われる樹木があることが分かり、近くに来たのでちょっと寄ってみることにしました。以前から、南阿蘇をいろいろと地図で調べていたので、神社のある場所は知ってたので迷わず着きました。
県道149号線沿いに神社の鳥居がありました。
神社には桜が必ずありますね。
駐車場を探しましたがありませんでした。
なので、ここへ迷惑の掛からないように停めました。
車が2.3台ほど停められるような駐車スペースでした。
桜が見頃で綺麗でした。
かろうじて阿蘇の五岳方面の景色も入れて・・・。
二つの石碑がたってました。
写真だけ撮って帰ってから調べようと思いましたが、
大堰政修記念碑(左)と右の石碑は読み取れませんでした。
気になりネットで探しましたが分からずじまいでした。
さっそく鳥居をくぐって神社へ向かってみます。
鳥居の額には「久木野神社」とありました。
鳥居をくぐると小さな古い石橋がありました。
親柱には「御宮橋」と書いてありました。
帰ってからネットで調べてみると、
橋長:約6.3m 橋幅:約2.5mで、
旧久木野村では「唯一のめがね橋」だということが分かった。
よく調べてる方がいるのに感心しました。
めがね橋から左側の様子です。
昔、こんな川がどこでも見かけることがありましたね。
私が子供の頃にもこんな川があって、
スイカや野菜に洗濯をされてました。
右側は、コンクリートの新橋がありました。
雄大な阿蘇五岳が聳える風景が望めました。
その新橋のたもとに、標柱が立ててありました。
久木野神社
昔は冠ガ岳に鎮座。天和年間(1681~1683)この地に勧請、社殿造営。
折しも片山嘉左エ門による水路(上河原井手)開削の頃、水利の神として勧請されたものである。
祭神は豊玉姫命。古くは龍王社という。昔は冠ガ岳に鎮座。天和年間(1681~1683)この地に勧請、社殿造営。
折しも片山嘉左エ門による水路(上河原井手)開削の頃、水利の神として勧請されたものである。
なんか?寅さんの映画でも出てきそうな風景でした。
そこから、鳥居の方を眺めると、
新橋(左)、めがね橋(右)が並んでるのが分かりますね。
では、神社へ向かってみます。
車一台分が通れるような細い道に神社の石垣が続きます。
神社は、大きな樹木で囲まれてるようです。
道路から見たご本殿です。
その手前に、
切り株が!
まだ真新しい切り口だったので、最近、伐採されたのでしょうね。
もしかしてこれも昨年の7月の九州北部豪雨の爪痕でしょうか?
何らかの原因で伐採れたのでしょうね。
正面の鳥居の両脇にも立派な大木が聳え立ってました。
ここから左には、
「歯之神」と掛かれた石碑がありました。
何の説明板も無かったので、何なのか分からないままでした。
道を抜けると、
パッ!とのどかな田園風景が広がってました。
住むのには大変な場所なのでしょうが、
こんな所でゆっくりと生活してみたいですね。
って、田舎育ちだったので・・・。
ちょっと全体を見たくて、畦道を入って撮って来ました。
神社全体が大きな木々で囲まれ、森のようになってました。
なんだか?トトロに出てきそうな風景で、
(o(^ー^)o)ワクワクな気分になり、
空気が澄み渡り、深呼吸をすると気持ちが良かったです。
阿蘇って本当に素敵な場所ですね。
こんな川も昔は近所にあって、
子供の頃、裸で水遊びをしてましたね。
見っけ!素敵な水路を見つけました。
その向こうには、阿蘇五岳が望め、
豊富な自然がいっぱいです。
ここから見る雰囲気が良かったのでパシャ!。
さっそく境内へ向かってみます。
神社を見つけると必ず立ち寄るほど、
神社は大好きです。
お邪魔します!っと一言言ってから鳥居をくぐろうとした時、
鳥居の柱を見ると、柱がちょっとずれてました。
しかも右の柱の上辺りには亀裂がありました。
よく見ると修復された跡もありました。
これで大丈夫なのでしょうか?
ぞっ!としながら鳥居をくぐると、
みっけ!
左側に、茶色の道標がありました。
ふるさと熊本の樹
当神社の祭神は農耕水利の神として知られる豊玉姫命であり、昔は南外輪山の冠ヶ岳に鎮座しておられたと伝えられる。当社の森の中には樹齢300年位と思われる樹木がある。
当神社の祭神は農耕水利の神として知られる豊玉姫命であり、昔は南外輪山の冠ヶ岳に鎮座しておられたと伝えられる。当社の森の中には樹齢300年位と思われる樹木がある。
今回の目的の物です。
でも、辺りを見渡しましたが、それらしい樹木は見つかりませんでした。
どれも大きさが似通ってて立派な樹木ばかりで、
分かりませんでした。
久木野神社の狛犬と拝殿です。
私としたことが大失敗でした。
なぜか?狛犬を撮ってくるのを忘れてしまってました。
神社の狛犬を撮るのが趣味?というか、
狛犬って神社によっては変わった狛犬や面白い顔の狛犬があったりと、
それを見つけるのが楽しいはずなのに・・・。
また、近くへ訪れた時でも立ち寄って撮ることにします。
折角なので、今回の旅の交通安全をしていくことに。
額には「龍王社」
境内を見渡しましたが、
神社の由緒の書かれたものが無かった。
中は、綺麗に清掃されきちんと管理された神社には間違いなさそうです。
久木野神社
杉の大木に囲まれた静かな佇まいのお社で、現在地に社殿が造営されたのは、天和2年(約300年前)と伝える。祭神の豊玉姫命。伝承では、南外輪の冠岳からお遷ししたという。
もともと竜王社といい、竜王は雲を呼び風をおこし雨を降らせるとの信仰から、旱魃の時には雨乞いの祈りを捧げ、昔は、わざわざ冠岳まで出かけていって太鼓を打ち鳴らし、篝火を焚いてお祭りしたという。
現在も、水利の神様、農耕の守り神、また遠い祖先神・産土の神として尊崇され、夏祭り7月18日、秋祭りは10月15日で当夜には相撲が奉納されて賑わいを見せる。
杉の大木に囲まれた静かな佇まいのお社で、現在地に社殿が造営されたのは、天和2年(約300年前)と伝える。祭神の豊玉姫命。伝承では、南外輪の冠岳からお遷ししたという。
もともと竜王社といい、竜王は雲を呼び風をおこし雨を降らせるとの信仰から、旱魃の時には雨乞いの祈りを捧げ、昔は、わざわざ冠岳まで出かけていって太鼓を打ち鳴らし、篝火を焚いてお祭りしたという。
現在も、水利の神様、農耕の守り神、また遠い祖先神・産土の神として尊崇され、夏祭り7月18日、秋祭りは10月15日で当夜には相撲が奉納されて賑わいを見せる。
拝殿から鳥居を見た様子です。
なんだか心がほっ!とする光景がありました。
久木野神社のご本殿です。
立派な彫刻もありました。
ご本殿から見た境内の様子です。
結局、樹齢300年くらいと言われてる樹木を見つけることができませんでした。
でも、この森の中には、きっとあるんですよね。
ご近所さんこんにちはっ!っと声を掛けてきました。
神社の事をお聞きしようと思いましたが、
赤ちゃんをあやしてたので諦めました。
帰ってからネットでいろいろと調べましたが、
訪れる人も少ない神社のようで、
詳しい内容のページもヒットしませんでした。
2013-03-29 12:45
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